腸内環境と妊活

結婚してから、子供を授かりたーいとお悩みで、妊活にも取り組んでいる女性の方は多くいらっしゃいます。

しかし妊活にがんばって取り組んでいるのに、なかなかうまくいかないとお悩みの方も少なくありません。

実は結果が出ない理由に「免疫力」が関係しているかもしれません。

そこでこのページでは「妊活と免疫力」、そして体の免疫に関して大きな役割をもつ「腸の役割」についてご紹介していきます。

妊活に重要な免疫力

まずは免疫力についてみていきましょう。

受精卵や特に精子はその特性から体にとって、異物だと思われてもしょうがないものです。(外から入ってくる精子、月に一度出てくる卵子と精子が結びあったものということから)

しかし体の免疫細胞はだからといって通常の状態であれば攻撃することはありません。それは免疫細胞がこれらのものが、体に害なすものではないと分かっているからです。

ところがです、この免疫細胞は常に正しい判断が出来るのかと言うと・・・

そうではありません。

正常な判断ができないケースとは、免疫力の低下が原因で起きるのです。さまざまなストレスや不摂生な生活など様々な原因で免疫力は低下してしまうことがあるのです。

そういった状況下では、免疫細胞は普段通りの力を発揮することができなくなります。

その結果として、本来排除するものではないと認識しているはずの精子や卵子(受精卵)に対しても攻撃することがあるのです。

これでは一生懸命妊活に取り組んだとしても、十分な成果体を見込むことができないことにも・・・

妊娠を望む方にとって、この状況は好ましいものでありません。

腸は免疫の要

妊活を成功させるのに必要な免疫力は、どう高めて行けばいいのか悩む方もいるでしょう。

ここで注目したいのが「腸」です。この「腸」が重大な鍵になるのです。

多くの方が抱く「腸」のイメージと言えば、消化機能くらいしか思い浮かばい・・・という方も少なくないでしょう。

しかし「腸」の機能は、消化機能だけではないのです。

腸内では人体の免疫を6割ほど支える腸管免疫を持っています。つまり体の免疫機能を大きく支えているのは腸なのです。

つまり腸の働きが弱くなっていると、それだけ免疫機能も連動して落ちていきます。

これでは体の赤ちゃんの出来る体質は落ちてしまいますよね。さらに腸内環境が悪くなると、栄養が体に行き渡らなくなり、ますます妊活がうまくいかなくなってしまいます。

腸内環境を改善して、妊娠力アップ

免疫力をあげるための腸内環境を改善する方法は何でしょうか?

それは腸内にいる細菌のバランスをよくすることがあげられます。

腸内にはビフィズス菌に代表され、発酵機能をもつ善玉菌と、逆に取り入れた食物を消化ではなく腐敗をもたらす悪玉菌(ウエルシュ菌)があります。

そしてこの腸内環境にいる二大勢力のバランスが悪いと腸内環境は悪化していくのです。

とくに体に害なす悪玉菌が強い状態は体にいいとはいえません。

つまり悪玉菌を抑えつつ、善玉菌を元気にさせることが重要なのですが、大事なのが「食事」となります。

食事においては悪玉菌は肉などの動物性タンパク質が大好物です。逆に善玉菌は和食などの伝統食と非常に相性が良く、善玉菌の栄養になるものが多くとれます。

たとえば食物繊維、それも水に溶ける食物繊維(わかめなどの海草類、果物に豊富)と溶けない食物繊維(レタスやごぼうなど)をバランスよくとることが大事になります。

これで排泄物の流れがよくなり、腸内環境も改善されます。

また善玉菌の直接の栄養になるオリゴ糖の摂取も大事になります。

きなこ、ごぼう、バナナなどに多く含まれ、またこれらの素材は食物繊維もとれるので、腸内環境の改善を促進してくれるのです。

腸内環境に着目しよう

妊活がうまくいかず悩まれている方は、まずはご自分の免疫力について考えてみてはいかがでしょうか。

例えば風邪が引きやすい、長引きやすいという症状がある方は、免疫力ひいては腸内環境が整ってないことから起こっていることも考えられます。

腸内環境が改善することで、免疫力が高まれば病気になりづらい体になります。

そして結果的には、腸内環境が整えば妊娠力をアップにも期待が出来ると考えられるのです。