腸内環境が及ぼす体への悪影響

健康のために腸内環境を整えよう、とよく言われます。

その一方で、実際にどんな影響が出るのかよく知らないまま、なんとなくの便秘対策を行っているだけの方も多いようです。

腸内環境が悪化すると、便秘だけでなく、ホルモンバランスやストレス、妊娠出産にまで影響します。

悪影響の数々を知れば、今すぐ腸内環境を整えたくなりますよ。

一番の大敵!腸内環境悪化による便秘

腸内環境が悪くなると、まず便秘の症状が表れます。

この時たかが便秘…と放置してしまうと、悪玉菌が増え、腸の状態がどんどん悪くなってしまうので注意してくださいね。

腸は自分が思っているより敏感なもの。

ちょっとしたストレスや変化で、すぐに環境が悪化してしまいます。

進学や就職、結婚、出産など、人生の転機では、特に腸へ注意を払いたいですね。お通じの理想は、毎日すっきりすることです。

3日以上お通じがないなんて当たり前、という状態なら腸内の悪玉菌はもう増えてしまっています。

悪玉菌が増えれば、便秘以外にも影響が表れます。

腸の動きを抑制されたり、おならが臭くなったり、肌荒れを引き起こしたりと日常生活へ支障が出てしまうんです。

便秘は誰もがもっている悩み、ではなく体からの不調サイン。一日も早く、善玉菌を増やせるよう、行動開始したいですね。

放置は厳禁!便秘がPMSの原因に!

女性の場合、腸内環境の悪化がPMSの原因になることもあります。

ホルモンバランスの乱れから起こると言われているPMS症状。

生理前のイライラや頭痛、頭痛に腰痛、むくみなど、女性の8割程度が悩まされ、仕事や家事、育児へ支障が出ることも少なくありません。

イソフラボンを摂取したり、市販薬を飲んだりしているけれど効果が感じられない。そんなPMS症状を抱えているなら、便秘が原因かもしれませんよ。

腸内環境が悪化し、便秘になると、ホルモンバランスへも影響を及ぼします。

「痛み止めや大豆サプリなどでは症状改善がみられない」

「PMS対策で低用量ピルなどを飲むのはちょっと……」

という場合は、腸内環境を整えることから始めてみましょう。

腸の動きが良くなれば、便秘が改善されます。その結果、毎月の嫌な時期を気持ちよく乗り切れるようになりますよ。

最悪の場合、不妊を引き起こすことも

腸内環境の悪化で怖いのは、便秘やPMSだけではありません。

便秘の状態が続くことで、心身へ大きなストレスがかかります。

ストレスが原因となり、セロトニンやメラトニンが減少。そして最終的に、様々な不調が訪れることもあるんです。

多くの場合、やる気が無くなる、眠れない、食欲がない、といった症状が始めにみられるでしょう。

ところが、忙しい私たちは、疲れているのかな?考えすぎかな?と、気にしないようにしがちです。そうなれば、身体の抗酸化作用は次第に損なわれ、活性酸素の増加につながります。

スキンケアやアンチエイジングに詳しい方なら、活性酸素が増えることで、シミやそばかすなど老化の原因になることをご存知かと思います。

ですが、活性酸素の増加が怖いのは、肌年齢の若い女性も同じ。

肌だけでなく、卵巣の老化や卵子の劣化につながり、妊娠しにくい体になってしまうこともあるんです。

最悪の場合、便秘が原因で高度の不妊治療が必要となるケースもあります。健康な赤ちゃんに合うためにも、若いころから腸内を正常化しておきましょう。

肌の老化も抑えられますので、女性にとって腸内環境改善は、一石二鳥だと言えますね。

さいごに

百害あって一利なしの便秘。

若々しく、健康に過ごしたいなら、腸内環境を整えることが必須です。

食生活の見直しやサプリメントなど、自分に合った方法を見つけ、実践したいですね。

腸とは一生の付き合いです。

忙しくても、毎日続けられる手段を選ぶことも大切ですよ。